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支援派遣についての思い出 「県立志摩病院の場合」

県立志摩病院は平成24年4月(2012年)に協会の指定管理運営となりました。
当初、薬剤室を除く、他の医療技術部においては、なんとか人材確保できたようでしたが、
薬剤師においては、協会に残る薬剤師0人、新採用者も0人と悲惨な状況でした。
その為、協会からの支援に頼らざるを得ませんでした。
当時、市立奈良病院の室長をしておりましたので、
一番近い施設の市立奈良病院が中心となり、業務計画並びに支援調整を行いました。

長期ローテーションの派遣約4名(奈良3名)(東京北1名)、
短期ローテーションの派遣2名(光が丘1名)、(東京ベイ1名)
合計約6名で、なんとか業務を軌道に乗せる事が出来ました。
市立奈良病院では2施設を運営しているような業務量でもありましたが、スタッフの協力により何とか乗り越える事が出来ました。

現在、その派遣先の県立志摩病院で勤務しておりますが、派遣元の苦労なども理解しており、出来るだけ自施設で人材確保出来る様に日々努力を続けております。
私自身もこれまでに協会の施設だけでも7施設(奈良、志摩、あま、日光、十勝、女川、東通村)を支援や派遣を含めて経験させて頂きました。
協会独自の、他の施設への支援派遣は、他施設での経験や、多くの仲間を作ることが出来る派遣支援で得られる一番の財産と考えています。
皆さんも是非とも若い時代に多くの協会の施設を経験していただきたいと思います。

2023年4月

県立志摩病院 薬剤室長

大石 輝樹

三重県立志摩病院アイコン

この記事の担当三重県立志摩病院

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