十勝で暮らしていると、動物との距離が本当に近いです。のんびり働ける環境のなかで、仕事の合間や行き帰りに“北海道の住民たち”が普通に生活しています。

まずよく見るのがキツネ。
道路の端でぼんやりしていることがあって、「今日はちょっと眠そうだな」なんて勝手に感想を抱いてしまうほど身近です。
観光地のキタキツネとは違う、リアル住民感があります。

レアキャラ枠だとエゾモモンガ。
夜になると、木と木の間をスススッと走っていく影を見かけることがあります。
出会えた日は完全に当たり日。写真に撮れたら奇跡です。

冬にはタンチョウを見かけることもあって、その堂々とした佇まいは圧倒的。
畑に普通に立っているだけで「ここ北海道だ…」と強制的に実感させられます。

エゾタヌキも、地味に存在感があります。
草むらからひょこっと顔を出して、「いますけど?」みたいな表情でこちらを見てくるのが妙に愛おしいです。

そして、十勝を語るうえで欠かせない主役が “うし”。
これはもう、別格です。
放牧地が普通に広がっていたり、牧草ロールが季節ごとに並んでいたり…。
夏はのんびり草を食べていて、夕方は影の中でゆったり過ごしている姿が見られます。
十勝で「いつも通りの景色」と言われたら、その中には大体うしがいます。

動物が多い地域なので、気をつけるポイントもあります。
キツネは可愛いけれど近づかない。シカは見えた瞬間スピードをゆるめる。冬はとくに同化して見えるので慎重に。
とはいえ、こうした“野生と家畜の混ざり具合”は十勝での暮らしの面白さのひとつです。
動物が多い地域なので、気をつけるポイントもあります。キツネは可愛いけれど近づかない。シカは見えた瞬間スピードをゆるめる。冬はとくに同化して見えるので慎重に。
とはいえ、こうした“野生と家畜の混ざり具合”は十勝での暮らしの面白さのひとつです。
仕事帰りにシカがいたり、朝にキツネが散歩していたり、夜にモモンガが走っていたり、畑の向こうにタンチョウが立っていたり、道の向こうにうしが並んでいたり…。
毎日どこかで動物が混ざってくる生活は、十勝ならではの楽しさだと思います。
自然と動物が当たり前のようにそばにいる。そんな日常の中でのんびり働けることが、十勝の魅力です。

