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東京北医療センター薬剤室を支える「薬剤助手」とは?

こんにちは、東京北医療センター薬剤室です。
皆さんは「薬剤助手」という言葉を聞いたことがありますか?
薬剤助手とは、病院薬剤師のアシスタント業務をおこなう人です。
調剤業務や在庫管理のサポートなどの「薬剤師だけでは手が回らない」業務を担ってくれています。
今回は、当センターの薬剤助手の仕事について、詳しくお伝えしていきます!

薬剤助手の仕事内容

東京北医療センターの薬剤助手の仕事は、大きくわけて3つです。
仕事内容の特徴としては、患者さんの対応がないこと。また、特別な資格は必要ないので、未経験からでも挑戦ができます。

1. 調剤補助

調剤補助とは、文字通り調剤のサポート業務です。具体的な仕事内容は以下の通りです。

  • 医薬品の収集
    分包された薬剤を処方箋ごとに仕分けたり、小分け包装されている薬剤(貼り薬や軟膏など)を取り揃えたりする仕事です。また、注射薬は集計表をもとに、医薬品の名称や規格、剤形、数量に注意を払いながら、収集をおこないます。
  • 調剤機器への薬剤充填補助
    アンプルピッカーや錠剤分包機といった薬剤を自動で払い出す機器に薬剤の充填もおこなっています。充填前には薬剤師のダブルチェックが入るため、薬を扱うのが初めての方でも安心安全に作業できるような環境を用意しています。

2. 薬剤管理補助

薬剤室に在庫されている薬剤の発注や期限管理を主におこなっています。
当センター薬剤室は要時購入品を除く各品目に「バーコード付きのタグ」をつけています。それらのタグを端末に読ませて、オンライン上で発注。発注した薬剤は、次の日卸からの納品されるため、検品と納入、そして管理が必要な薬剤の台帳管理もおこなっています。
また、四半期に一度棚卸を実施しており、薬剤助手を中心に薬剤の数量や期限切れ確認、データ入力も大きな仕事です。

3. 一般事務

パソコンを使ったデータ入力をはじめ、業務に必要な消耗品や文具、生活用品などの発注もおこなっています。また、処方箋や医薬品納品書などの保管書類の管理も薬剤助手の担当です。最近では、委員会資料の作成補助や採用関連の事務作業なども分担しています。

薬剤助手の1日のスケジュール

現在、東京北医療センター薬剤室には3名の薬剤助手が在籍しています(2025年10月現在)。
勤務時間は、当センターの薬剤師と同様に8時半から17時まで、平日の週5日勤務です。また有給取得や勤務時間には柔軟に対応しており、フォローしあえる環境で子育て中の方にも働きやすい環境です!

薬剤師を支えてくれる「薬剤助手」

未経験で薬剤助手をはじめた鈴木さん、雑務から調剤補助まで担ってくれる頼もしい仲間です。

私は、入職から3年目となります。まったく薬の知識などもなく他業界からの転職となりました。
最初は右も左もわからないなか、一つひとつの業務に丁寧に向き合いました。
現在は、薬剤師の採用業務や薬事委員会の会議資料作成など、薬剤室にとって大切な業務を任せていただけるようになりました。
これからも一層、東京北医療センターの薬剤助手としての仕事を頑張ってまいります。

少しでも興味がある方は見学にお越しください!

当センターの薬剤助手の仕事について、イメージできたでしょうか?
少しでも薬剤助手の仕事に興味がある方はぜひ一度病院見学にお越しください!
薬剤室内の見学や仕事風景、調剤機器などの見学も可能です。
また、入職後の教育プログラムやマニュアルも整備しているため安心して仕事がはじめられる環境を整えています。


見学や応募のお申し込みはこちら。

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この記事の担当東京北医療センター

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